このページで学ぶこと
グラフや表は、数字がたくさんあるように見えます。でも、見る順番があります。
理科のグラフ・表問題では、全部の数字を一度に見ようとすると混乱します。
まずは、タイトル・軸・単位・数字の変化を見る。
いきなり計算しないことが大切です。
グラフを見る4つの順番
- タイトルを見る:何についてのグラフかを確認する。
- 横軸を見る:時間、温度、距離など、何を変えているかを見る。
- 縦軸を見る:温度、質量、電流など、何が変わったかを見る。
- 単位を見る:℃、g、cm、秒、Aなどを確認する。
横軸が「時間」、縦軸が「温度」なら、時間がたつと温度がどう変わるかを見るグラフです。
グラフでよく見るところ
| 見るところ | 意味 |
| 右上がり | 増えている |
| 右下がり | 減っている |
| 横ばい | 変化していない |
| 急に変わるところ | 状態変化や条件の変化が起きている可能性がある |
| 直線 | 一定の割合で変化している |
グラフは「形」を見るだけでも、かなり多くのことが分かります。
表を見る3つの順番
- 見出しを見る:何の数字が並んでいるかを確認する。
- 単位を見る:同じ単位か、違う単位かを確認する。
- 変化を見る:増えているか、減っているか、同じかを見る。
表は、横に読むのか、縦に読むのかを決めると楽になります。
どの行・どの列を比べる問題なのかを確認しましょう。
例題:水を加熱したグラフ
例題
水を加熱すると、温度が上がったあと、100℃付近でしばらく変化しなかった。このとき水に何が起きているか。
温度が変わらないのに加熱を続けているときは、状態変化が起きていることがあります。
100℃付近
温度が変わらない
→
水が水蒸気に変わる
沸騰
答え:水が沸騰して、水蒸気に変わっている。
比例しているかを見る
理科では、「比例しているか」を見る問題もよくあります。
一方が2倍、3倍になると、もう一方も2倍、3倍になる → 比例
電熱線にかかる電圧を2倍にしたら、流れる電流も2倍になる。
このような関係なら、電流は電圧に比例していると考えられます。
確認問題
問題1
グラフを見るとき、最初に確認したいものを1つ答えましょう。
問題2
グラフが右上がりのとき、値は増えていますか、減っていますか?
問題3
一方が2倍になるともう一方も2倍になる関係を何と言いますか?
答え
問題1:タイトル、横軸、縦軸、単位など。
問題2:増えています。
問題3:比例です。
まとめ
グラフは、タイトル・軸・単位から見る。
右上がり、右下がり、横ばいを見る。
表は、見出し・単位・変化を見る。
必要な数字だけを取り出して考える。