このページで学ぶこと
記述問題は、作文ではありません。点になる言葉を入れて、短く書く問題です。
「何を書けばいいか分からない」と感じるときは、問題文の聞き方を見ます。
理科の記述は、型で書けます。
「理由」「目的」「結果から分かること」を分けて考えましょう。
記述問題の基本の型
| 聞かれ方 | 答え方の型 | 例 |
| なぜですか | 〜だから。 | 日光が当たり、デンプンができたから。 |
| 説明しなさい | 原因 → 結果 | 水が冷やされ、水滴になった。 |
| 理由を書きなさい | 目的を書く | 条件をそろえて公平に比べるため。 |
| 何が分かるか | 結果から分かる結論を書く | 金属には電流を通す性質がある。 |
長く書こうとしなくていい
記述問題では、長く書けばよいわけではありません。
悪い例
なんとなくそうなると思ったから。
理由が理科の言葉になっていません。
良い例
日光が当たると、葉でデンプンが作られるから。
原因と結果がはっきりしています。
「条件をそろえる理由」の型
実験問題でとてもよく出ます。
条件をそろえる理由 = 調べたいことだけを公平に比べるため
例:水の量を同じにする理由は何か。
答え:水の量の違いによる影響をなくし、温度の違いだけを比べるため。
難しければ、まずは「公平に比べるため」と書けるようにしましょう。
「なぜそうなるのか」の書き方
理由を書くときは、次の順番で考えます。
- 原因を見つける
- 変化を見つける
- 結果を書く
原因
空気中の水蒸気が冷やされる
→
結果
水滴になる
答えの例:空気中の水蒸気が冷やされて、水滴になったから。
使いやすい記述の部品
| 場面 | 使える言い方 |
| 実験を比べる | 公平に比べるため |
| 条件を1つだけ変える | 〜だけの影響を調べるため |
| 気体が発生する | 〜が発生したため |
| 水滴ができる | 水蒸気が冷やされて水になったため |
| 光合成 | 日光を受けてデンプンが作られたため |
丸暗記ではなく、「どんな場面で使う言葉か」を一緒に覚えると使いやすくなります。
確認問題
問題1
「なぜですか」と聞かれたとき、文の最後はどんな形にするとよいですか?
問題2
条件をそろえるのは、何のためですか?
問題3
記述問題では、長く書くことと点になる言葉を書くことのどちらが大切ですか?
答え
問題1:「〜だから。」の形です。
問題2:公平に比べるためです。
問題3:点になる言葉を書くことです。
まとめ
記述問題は、作文ではなく、理科の言葉で短く答える問題です。
「なぜ」は「〜だから」。
「条件をそろえる」は「公平に比べるため」。
原因と結果をつなげて書きましょう。