このページで学ぶこと
登場人物の気持ちは、本文に直接書かれていないことがあります。
そのときは、会話、行動、表情、情景描写から考えます。
図で見る:気持ちの読み取り
このページの大事な考え方を、図で先に確認しましょう。
登場人物の気持ちは、出来事の前後でどう変化したかを見るとわかりやすくなります。
気持ちを読み取るとは?
気持ちを読み取るとは、登場人物がその場面でどう感じているかを、本文の手がかりから考えることです。「太郎は下を向いたまま、何も言わなかった。」
この文からは、太郎が落ち込んでいる、気まずい、言葉にできない気持ちでいる、などが考えられます。
気持ちの手がかり
| 手がかり | 例 | 考えられる気持ち |
|---|
| 会話 | 「もういいよ」 | 怒り、あきらめ、悲しさ |
| 行動 | 走り出した | あせり、うれしさ、逃げたい気持ち |
| 表情 | 目をそらした | 気まずさ、不安 |
| 情景 | 冷たい雨が降る | 暗い気持ち、さびしさ |
気持ちを答える順番
- 気持ちを聞かれている人物を確認します。
- その人物の行動や会話に線を引きます。
- 出来事の前後で何が変わったか見ます。
- 気持ちを表す言葉に言いかえます。
- 本文の手がかりに合っているか確認します。
気持ちは、「うれしい」「悲しい」だけではありません。「安心した」「くやしい」「迷っている」「申し訳ない」など、少し細かく考えると答えやすくなります。
確認問題
問題
「花子は答案用紙を見て、そっとため息をついた。」
花子の気持ちとして考えられるものを答えましょう。
答えの例
結果にがっかりしている。思ったよりできず、落ち込んでいる。
まとめ
登場人物の気持ちは、会話・行動・表情から考えます。
本文に気持ちが直接書かれていないこともあります。
出来事の前後の変化を見ると読み取りやすくなります。
答えは、本文の手がかりに合う言葉で書きます。